学校教育支援士(スクールアドバイザー)のご依頼が増えています。教師研修という形で、先生方の前でお話しすることはよくあります。しかし、学校現場では、研修会の講演内容が現場に生きることはそれほど多くないように思います。「いい話を聞いた!!」「ためになった」という講演はたくさんなるのですが、しかし、それを現場の子どもたちや保護者さんへの対応として使ってゆくにはあまりにも一般的過ぎるように思います。それより現場では、担任や教科の先生方に直接にその場で具体的なアドバイスすることがもっとも効果的だと思います。
 本研究所の認定するスクールアドバイザーは、教職経験15年以上、管理職経験5年以上、6つの講座を受講して、3つの面接試験があります。多分、かなり厳しい資格認定だと思います。そのような、厳しい基準で認定された方々が現場に入り担任や教科担当のアドバイスに当たります。とくに、新任の方にはとても必要ではないでしょうか。
 このように現場に直接届くアドバイスが、最近認められてきたようで、その派遣依頼が増えてきました。これも、現場のニーズではないかと思います。